生ごみ処理機・パリパリキューブを使ってみた!臭いや電気代、肥料になる?
毎日捨てることができない生ごみは、ほんの数日置いていただけで、ゴミ箱を開ける度に嫌~な臭いがしてきます。
特に、生ごみ分別が義務付けられている地域では、生ごみを都度ビニール袋に包んで捨てる事ができない場合も。
我が家でも、生ごみ臭が染みついたゴミ箱に嫌気がさし、TV番組「有吉ゼミ」で紹介されていた生ごみ処理機、「パリパリキューブ」を購入してみました!
使ってみた感想、生ごみを肥料にできるのかどうかレビューします。
生ごみ処理機・パリパリキューブを選んだワケ
私の住む地域は、生ごみの分別が必要。
週3回の回収はあれど、季節によっては、どうしても臭いが気になってしまいます。
場所も取りますしね。
そこで、生ごみ処理機ってどうなんだろう?と調べてみました。
室内で使いたいので、乾燥式のもの。
となると、市販のものではパナソニックか島産業くらい。(一昔前にはもうちょっとあったような…?)
パナソニックは処理した後のゴミを数日分貯めて置けるメリットがありますが、ブレードがついているので、中に入れていい物が限られること、その分動作音がするというレビューが見受けられることが気になります。
そして私の住む自治体では生ごみ処理機の補助金がでないこともあって、比較的安価な島産業のパリパリキューブライトに決定!
生ゴミ処理機の助成金、補助金とは?
住んでいる地域の自治体によっては、家庭用生ごみ処理機を購入すると助成金がでる場合があります。
生ごみを減らすための補助金で、商品代金の1/2だったり、数万円が帰ってくることも。
自治体によって申請方法は異なり、事前の申請が必要な場合、購入後の申請が必要な場合等様々ですので、お住まいの自治体へ購入前に確認しておくと安心です。
生ごみ処理機・パリパリキューブを使ってみた!臭いは?
というわけで、楽天のお買い物マラソンを利用して、パリパリキューブライトを購入してみました。
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我が家にトリコロールカラーなんて可愛すぎる…。
というわけで、気持ち控えめなブルーストライプにしてみました。
(オールブラック、とかオールホワイトもあればいいのに…)
付属品として、バスケット用の水切りネットが15枚分、脱臭フィルターが1個、専用マットが1枚ついていました。
本体がブルーストライプなのに、マットはトリコロール…(でも本体置いたら隠れるし!)
水切りネットは、なくなったら市販のもので代用可とのことなので、気になるコスパは脱臭フィルターくらい。
1個1,500円くらいで、交換目安は約4~7ヶ月。
本体のサイズは、幅215×高さ283×奥行き215mmとわりとコンパクト。
お部屋用のゴミ箱くらいのサイズ感です。
本体重量も約2.1kgと軽々です。
電源のある上部と、生ごみを入れる下部に分かれていて、下の容器にネットを被せて、キッチンの三角コーナーのように代用できます。
野菜くずなどの生ごみを入れた容器を本体に入れて、上部を乗せたらスイッチON。
処理時間は500gほどなら標準モードで約6時間、700gなら多めモードにして約9時間。
一晩かけて生ごみを乾燥させていきます。
作動中は、本体上部の通風孔から暖かい風がでてきます。
運転音は、隣にいてもさほど気になるものではありませんが、睡眠時に横に置いていたら気になるかも?というレベル。
エアコンの音くらい?(風がでる音みたいな)
臭いは直接嗅がなければ気になりません。(直接嗅いでも、なんか焼き野菜のような匂いがする、くらい)
新鮮な野菜くずをいれたからであって、投入する生ごみが既に傷んでいたらそれなりに臭いそう。
一晩たって、取り出してみると…
その名のとおり、見事にパリパリ!(握ると粉々になりました)
下の画像は、また違う日の乾燥処理後の生ごみ。
りんごの皮とか、みかんの皮もいれたので、ほんのりみかんの香りと、ちょっと甘く香ばしい匂いがします。
かなり小さく、軽くなるので、つぶしてしまえばこの通り!
白菜の芯など、かさばって重たい生ごみが手の平サイズ以下になるなんて感動です!!!
生ごみ処理機・パリパリキューブの電気代は?
HPによると、パリパリキューブライトの電気代は、標準モードの6時間運転でおよそ18円。(電力料金目安単価27円/kWh(税込)で計算)
生ごみの分別が必要になってから、極力生ごみを出さないように工夫はしているので、毎日は使用していません。
大きい物はキッチンバサミなどでカットしたり、水分をできるだけ切って(絞れるものは絞って)投入すると時短節約できます。
我が家では3日~5日に1度くらいの利用なので、1ヶ月使ってみて、電気代が跳ね上がったとは感じませんでした。
これならもっと前から使っていたかったと思うほどです。
生ごみから肥料を作るには?
パリパリキューブで乾燥させた生ごみは、あくまでも水分が抜けただけの生ごみ。
このまま肥料にはなりません。
土と混ぜて数週間かけて、発酵させることによって、肥料として利用できるようになります。
パリパリキューブライトの取説にも、乾燥後の生ごみをプランターで週1回土と混ぜ、夏場は1~4週間、冬場は1~3ヶ月寝かせるとあります。
水分が多すぎてカビたり、虫がわいたりすると、ご近所にもご迷惑ですので注意が必要です。
生ごみを肥料にしたい場合は、乾燥式生ごみ処理機より、バイオ式やコンポストを利用したほうがかえってスムーズかもしれませんね。
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おわりに
我が家にはぴったりハマったパリパリキューブですが、家族が多いご家庭にはちょっと容量が足りないかも?
でも生ごみは工夫次第でかなり減らせるので、まずは気軽に使ってみたい、という方にはおすすめ!
レンタルサービスしてるとこもあるんですよね。
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生ごみを減らしたいのか、臭いを軽減したいのか、全くのゼロにしたいのか、再利用したいのか…。
目的に応じて、ぴったりの生ごみ処理機を選んでみてくださいね!
※商品情報は記事掲載時のものです。
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